2023年度事業方針

コロナ禍もまだまだ出口が見えない中、3 度目の総会を向かえるにあたり、事業計画の基本方針を述べさせて頂きます。
昨年も述べさせて頂きましたが、電動自転車の普及により、子乗せ自転車の普及が急速に見られるようになりました。
自転車本体の重量、長さ等の問題が、自転車駐車場の設計・管理を主としている我々工業会として電動自転車専用もしくは普通車とも共用出来るラック等の改良を迫られております。
本年度の大きな目玉の事業としては、自転車駐車場便覧を発刊し、初夏までに全国市町村等にお配りしたいと考えております。
また昨年度より多くの会員企業より、認定へのご依頼が増えておりますが、引き続き本年度もお願いを申し上げ事業計画とさせて頂きます。
各部会からの事業計画は、部会長より報告させて頂きますが、もう暫くは感染に気を引き締めて頂き無理のない方法で委員会の運営をお願いいたします。

理事長 内田 勉

≪部会・委員会活動≫

1.技術部会
◎ 技術委員会
(1)サイクルラック技術基準 2023 年版(新基準)の発行 -- 10 月頃まで
(2)新基準の周知・広報活動の支援
(3)従来基準による認定品に対して新基準への移行プロセスを促進

◎ 審査委員会・ワーキンググループ
(1)技術基準認定申請への対応
(2)認定データクラウドシステムの継続的運用

2.広報部会
◎ 広報委員会
(1)講演会・研修会の実施
(2)2022 年度開催時のアンケート結果も参考としてテーマを検討

◎ ブランディング委員会
(1)HP のブラッシュアップ継続
(YouTube 画像の充実、研修会や認定審査の様子を 配信、など)
(2)広報誌「Bicycle Parking」の発行(3 回/年)
アフターコロナにおける、これからの自転車駐車場のあり方 など提言・紹介
(3)電動キックボードの「駐める場所、止め方」基準ルール・駐輪環境の
規格策定に向けた情報発信・広報活動(管理運営部会・技術部会と協働)

3.管理部会
◎ 管理運営委員会
(1)ポストコロナに対応した駐輪場管理運営の検討
・定期利用から一時利用へのシフト
・お客様との接触を少なくする運営
・機械化、システム化、キャッシュレス化等
・駐輪場内の空きスペースの有効活用

(2)法令変更等に対応した駐輪場管理運営
・インボイスへの対応
・ヘルメット着用努力義務への対応
・電動キックボードの取り扱いについての検討

(3)自転車駐車の料金改定(引き上げ)の周知
(4)駐輪場管理機器の償却年数短縮の検討と陳情活動
(5)駐輪場の見学会の実施

≪主な活動≫

1.行政(国土交通省、東京都等、各地方自治体)との連携強化
2.公益財団法人 自転車駐車場整備センターとの意見・情報交換
3.自転車関連団体等との交流・連携強化
4.国内外自転車駐車場施設視察・研修の実施
5.会員相互の情報交換等

2023年度 ロードマップ

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